小論文出題パターン-課題文型

小論文の出題傾向で、課題文型は、テーマ型ほど多くはないかもしれませんが、この出題パターンも小論文の書き方を知る上で押さえておかなければいけません。
課題文型とは、問題に添えられている課題文を読んで、小論文で答えていくものです。朝日新聞の「天声人語」などを課題文として答えさせることも多いと聞きます。

就職させたい企業が一番この考えを読み取るのに適している、と思える課題文が選ばれますから、どんな課題文がでるかなどあてる必要などはまったくありません。
なぜなら、出題者は、本や解説文などありとあらゆるところから課題文を選ぶことができるのですから。

大切なことはまず課題文をしっかり読み、そして課題文の筆者が一番言いたいことであろうと思うところに線をひっぱります。それを踏まえた上で、次に問題文を読んで、「あなたの考え」をしっかり述べていきましょう。

ここで重要なことは、課題文をふまえたうえで、あなたの考えを述べることなのです。課題文を無視してしまったのでは、減点の対象になります。

ここで例を挙げて少し説明していきましょう。 「プレッシャーについて」ということで、筆者は「頑張れ」という言葉が「プレッシャーになるのでよくない」と述べてある課題文があるとします。そして問題文は「この課題文をふまえたうえで頑張れ、という言葉に対するあなたの考えを示しなさい」だったとしましょう。 そのように出題されているのに、「私は頑張れという言葉はよいと思う」とだけ示して論を展開してしまったとしたら、課題文をふまえているとは言えません。あくまでも課題文ではプレッシャーになると書いてあるのです。その意見と反対の意見を示すのであれば、筆者の意見を論破していかなければなりません。

課題文型の小論文では、課題文を無視して書いている人がかなりの数いるようです。
書き方に気をつけて就職に向けてがんばりましょう。

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